「１ヶ月後から働き始めるけど今は無職」ではお金を借りるのは難しい

無職ではお金を借りることができない。それは消費者金融会社でも銀行でも常識として世間に広まっています。ただ、こういう場合、お金を借りられるのかどうか迷ってしまいませんか。

「今は無職だけれど内定が決まっているので一ヶ月後から働き始める予定だ。だから返済はできる。後一ヶ月だけお金が心配なのでそのぶんを借りたい。」

こういう場合は、お金を借りるときに無職といえるのかいえないのかも迷ってしまいます。返済するときには無職ではないのだからお金を借りることはできるのではないだろうか、と思うかもしれませんね。

しかし残念ながら「現在無職」ではお金を借りるのは難しいといわれています。返済は確実に行なってもらわなければ貸してくれる側は困ってしまいます。将来のことはわかりません。あくまで働き始める予定なのです。個人としては確実に働くと思っていたとしても貸してくれる会社はあくまで現在の財産の価値のみを把握して貸してくれるのです。

逆にいえば、無職であったとしても不動産や車などの財産を持っていればそれを担保に貸してくれるということです。現在のお金になるものが重要なのです。

ただし一般的な消費者金融会社では無担保で貸すのが普通なので無職はそれなりに難しいといえるでしょう。また、よっぽど価値のある財産（８００万円以上ともいわれています）があれば話は別のようです。

無職ではブラックの人と同じくらいにお金を借りるのが難しいと考えてよさそうです。お金を借りてまた返す努力をするのならば働き先を見つける努力の方がつらくないのかもしれません。

また健康状態の都合で働きたくとも働けないという理由で無職の場合は国や市町村がお金を貸してくれる制度があります。お近くの役所や機関で相談してみましょう。